かつん×離島パラレル妄想~離島と友達部とロバ丸と~

 

あの島には「海の子」が住んでいる。

 

かつん×離島妄想

 
 タメ旅の瀬戸内海の回を見て、かつんで離島を舞台にした妄想を炸裂させたい衝動に駆られた葉山。離島だ!!海だ!!夏休みだーーーーー!!!!とワクワクしながら考えてみたもののいつも以上にファンタジー色強かったりじゅんの氏とかめにゃが高校生だったり…とんだドン引き案件だ!!趣味爆発させたことを反省してます。「記憶」というテーマで色々やってます。尻切れトンボです。

 

 

<登場人物> 

淳之介:高校3年生。夏休みの間、①受験に向けて落ち着いた場所で勉強したい②3年前にばあちゃんが倒れてから一人で民宿をきりもりしているじいちゃんの手伝い、という名目で3年ぶりに離島にやってくる。但し実際は「遊び放題、泳ぎ放題、うまいもん食い放題だぞ」というじいちゃんの誘い文句(来てみたら相当働かされた)につられてやってきた遊び盛りの17歳。やりたいことを見つけられず、来年に迫る大学受験にいまいち現実味を感じられないでいる。一人で泳いでいたとき突然高波に飲まれ、溺れそうになったところを『海の子』に助けられる。
「じゃあじいちゃんとこ来る?部屋余ってるし、きっと楽しいよ」
 
タツヤ:海の子。甘栗期。名前を聞かれ、タツヤと名乗る。宝石のように澄んだ海の底に千年も昔からひとりぼっちで住んでいる。昔から島の海で溺れた人間をそっと砂浜に掬い上げては助けてきており、島では守り神のようにその存在を語り継がれてきている。淳之介を助けた際に姿を見られ、その上なぜか水中で息ができなくなってしまい、海に戻れなくなったため、仕方なくしばらく民宿に滞在することになった。10年前にも助けた相手に姿を見られたことがあったようだが…?
「このまま人間になれたら、どんなに楽だろうって」
 
和也:離島唯一の高校生で、淳之介と同い年。近くの島にある高校に船で通っている。勝気な母、中学生の妹の3人家族。淳之介とは幼い頃から気が合い、島に来た時にはほぼ毎日一緒に遊んでいる。よく気が回る子であり、海の子がやってきた際にも的確なアドバイスをしている。東京での大学生活を夢見ているものの、家族を島に置いていくことに不安を抱いておりなかなか言い出せないでいる。
「たまたま海の子拾ってくるとか宝くじが当たるよりもすごいことじゃない?
 
中丸:民宿に宿泊している大学生。大学が長期休みに入る度に泊まりに来ている。親戚がこの島に住んでいたことがあるらしいがよく分からない。和也や淳之介に勉強を教えてくれたり、ご褒美としてアイスを奢ってくれたりする。その一方で時折ひどく切なげな表情で海を見つめることがあり、じいちゃん曰く「あれは何か大事なものを探している目だ」。
 「どうしても会いたいやつがいる。そいつが俺のことを、覚えてなくても」
 

 

海の子と淳之介の出会い

  溺れかけた淳之介を浅瀬まで運んで助けた海の子タツヤ。目を覚ます前に海に戻ろうとするもがっちりとしがみついていた淳之介の手が離れず、あれこれ解こうとしているうちに目を覚ました淳之介に姿を見られてしまう。慌てて手を振り解き、そのまま海に飛び込むがどういうわけか海中で息をすることができなくなっており、逆に溺れてしまう。淳之介にやっとのことで助けられ、「家の人にもお礼を言いたいから」と家を聞かれるも「家族なんていない」と答える。訝しがる淳之介に、「俺は海の子だ。この千年、海が俺の家だったんだ」と告げる。

 離島の海に千年前から住む『海の子』。その正体は17,8歳の容姿をしたあどけなさの残る少年だった。ハーーイッツアファンタジー!!!!!!海の子は出会った相手が10歳なら海の子も10歳相応の容姿になる、など相手に合わせてころころと見かけの年齢は変えられます。でも基本的には17,8歳くらいの容姿をしています。色素の薄い肌に濡れた髪が張り付いているたっちゃん、すごく美しい!!!!真珠をあしらった髪飾りをしていてほしいので甘栗期をイメージしています。
 海に戻れなくなり、どこにも行く宛てがないたっちゃんをじゅんの氏はじいちゃんの民宿に誘います。島民に姿を見られるのは、と躊躇うたっちゃんに「大丈夫!うちのじいちゃんちょっと目悪いから!」とか(そこじゃねーよ…)っていうポイントを売りにして更に勧めてほしい。そして民宿に帰る道すがらかめにゃに見つかり、能天気にわけを話したら「はあ?!!海の子!!?!!」みたいな真っ当な島民の反応返されてちょっとお説教受けてほしい。でも結局民宿しか宛てがないということで二人で行ってちゃんと説明しようって流れになってほしい。ちょっとお兄ちゃん的要素発揮するかめにゃが見たい。
 
海の子との生活
 帰るところがないというタツヤを民宿に連れていく淳之介と和也。信じてもらえないかもしれないけど、といきさつを話す淳之介の話をじいちゃんはすんなりと信じてくれ、民宿でしばらく生活することも許してくれる。民宿唯一の客であった中丸は大学にレポートを提出するために一時東京に戻っているという。あまりにも普通に接してくるじいちゃんに逆に戸惑うタツヤ。働かざるもの食うべからず、というじいちゃんの教えに従い部屋や風呂の掃除、洗濯、料理の支度などを淳之介たちと行う内にタツヤの顔がふと綻び笑顔がこぼれる。「あ!タツヤが笑った!」と淳之介と和也にずい、と嬉しそうに顔を寄せられ「俺が笑ったら悪いのかよ」と少し照れた様子でそっぽを向くタツヤ。
 友達部とわいわいするたっちゃん絶対カワイイ…そもそもわいわいしてる友達部がかわいい。雑巾の絞り方から教えてもらうんだろうし、ボタンひとつで動き出す洗濯機見てびっくりするんだろうし、知らない食材もたくさんあるだろうしそのひとつひとつに興味津津なんだろうし初めてのことをたくさん経験するたっちゃんかわいい。ずっと海中で暮らしてきたから「聞いたことはあるけど見るのは初めて」っていうのが多いといい。
 雑巾絞る時にはじゅんの氏が「えーっと、こうやって持ってねじって…」と教えるんだけど左利きの絞り方だからたっちゃんにはなんだかやりにくくて、それに気付いたかめにゃが「タツヤ右利きなんじゃない?」って代わりに教えてあげるのすごくいい。小さいポイントだけどそういうの大好き。そんな3人を見ながら穏やかに微笑むじいちゃんに私はなりたい。
 
残されたひとたちのこと
 和也は幼い頃から続けてきた野球の腕を見込まれ、東京の大学から声が掛かっている。和也の家族はどこに進学してもいいと言ってくれているが、東京へ仕事に出ていったきり音信不通になり今も戻ってきていない父親のことを思うとなかなか言い出せない。伝えようとする度に、優しかった父親のことを忘れたいと言って泣いていた母や妹の姿を思い出し胸が塞がれるような思いになるという。「…怖いんだ。ここを出たら、俺も親父と同じように、母さんたちのことを忘れるんじゃないかって」
 自分の夢を追いかけたい気持ちを思い出が邪魔をする。自分はああはならないと思っていても、でも、もしかしたら…という不安が消せないかめにゃ。可能性を考えだしたら終わりがないことは分かっていても喉元をせり上がってくるような不安に押しつぶされそうになってほしい。今まで誰にも言えなかったその思いをじゅんの氏とたっちゃんに受け止めてもらったことで胸のつかえが取れたような気持ちになるかめにゃ!!抱きしめたい!!!!あーもうその夜は3人で一つの部屋に寝ながら「俺さ、明日話してみるよ、大学のこと」って言ったあとちょっと照れた様子で小さく「ありがとな」って笑ってほしい。じゅんの氏はそこで「和也~~~!!」って言いながらたっちゃんごとハグしにいってほしい。暑い!犬かよ!離れろ!って二人から文句言われるも笑顔のじゅんの氏。天使かよ。でも二人が寝たあと、ぼんやり天井を見つめながら自分の進路のことを考えて「やりたいことかあ…」って呟くといい。 

 

彼がこの島にくる理由

 淳之介と和也はタツヤが10年前に助けたのが中丸だということを知り、中丸が長期休みの度にこの島に来るのは何か特別なわけがあるのではないかと思い、タツヤに内緒で話を聞きにいくことにする。

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 「10年前の夏、俺は初めてタツヤに会った」

 やはり中丸もタツヤに助けられた子どもの一人だった。母が臨月の間、島に住む親戚の家に預けられていたのだった。中丸は海に戻ろうとするタツヤを引きとめ、海の子であることを承知で一緒に遊ぼうと声を掛ける。海の子に名前がないことを知ると、思案の末『タツヤ』という名を付ける。初めてできた友達にタツヤは喜び、夏の間二人は大人に見つからないよう注意しながら毎日のように遊んでいた。無事に妹が生まれ中丸が島を出る日には、タツヤは自らの髪飾りから真珠をひとつ取って手渡した。「次来た時に返して」と笑うタツヤに、中丸は「必ず来年会いに来るから」と約束を交わしふたりは別れる。しかしその次の年、中丸が島を訪れることはなかった。

 ゆっちが来なかったのは不可抗力でもなんでもなく、単純に忘れてたからです!!!それ一番だめなやつ。高校卒業の年、当時お世話になった親戚の一家が、おじいちゃんが亡くなったのをきっかけに本島に引っ越してきたことでふと思い出が蘇った次第です。慌てて引き出しの奥にしまっていた真珠を取り出してみると、たっちゃんと出会った日のことや別れ際にした約束などが次々と思い出されて、会いに行かなきゃという思いに駆られるわけです。長期休みになる度島にやってきて、来る日も来る日も海でたっちゃんの姿を探して、探して、でも会えなくて、日に日に後悔と自責の念が強くなっていって。記憶の中のたっちゃんの笑顔を思い出すたびに罪悪感に押しつぶされそうになりながら毎日海へ足を運ぶゆっちすごく見たい。じゅんの氏とかめにゃに話すことで改めて自分の罪を思い知る、そんな自分で自分の首絞めゆっちすごく見たい。忘れてはいけない記憶を忘れてしまった男という字面から滲む悲哀感ものすごい!あと当時ゆっちは10歳くらいのつもりなので、たっちゃんもそれに合わせて10歳くらいの容姿になってます。ショタろば丸が遊んでいるのが見たい!!!ウオオーーー!!!

 

人の子になりたい海の子
 ここ数年、海の中を歩いていると急に息が苦しくなって水面に出て息をすることや海水が目に沁みることが少しずつ増え、自分が人間化してきているのではないかと疑っていたことを告白するタツヤ。「ずっと思ってた。このまま人間になれたら、どんなに楽だろうって」「なんで?海の子の方がかっこいいじゃん。海の中でも息できるし、歩けるし」人間か海の子か選べるなら俺は海の子になりたい、という和也の言葉に頷く淳之介。しかしタツヤの表情は暗く、「だって人間は、忘れる生き物なんだろ」と寂しさに覆われた瞳で二人を見つめながら呟く。

 海の子は今まで起きたすべてのことを鮮明に記憶しており『忘れる』という概念がない。それでも「中丸との思い出を忘れてしまいたい」という自分に与えられた力に逆行する強い気持ちがたっちゃんの心を蝕み、それが知らず知らずのうちに海の子としての力が薄れていくことにつながっているといい。力が衰えていくのを怖がるどころか「これで解放される」と安堵しているたっちゃん。もう海では生きられなくなるし行く宛てもないしどうやって一人で生きていくのかさえ分からなくなるのに。それだけ今までずっと一人ぼっちで生きてきたたっちゃんに『友達』というゆっちの存在は計り知れないほど大きくて、その友達とした約束もたっちゃんにとっては非常に大きな意味を持ったものであって、でもそれが相手にとってはなんでもないことだったということが彼の心をずたずたに傷つけた。でもその一方で楽しかった思い出もしっかりと刻まれていて、それがあるからこそ余計苦しんでいる。忘れたくないのに忘れてしまいたい記憶ほど苦しいものはなくて、窒息しそうな思いをずっと抱えてきたたっちゃん泣ける。大きくなったゆっちがこの島に来ては自分を探していることも知っていて、会いたいという気持ちと会うのがこわいと思う気持ちとがせめぎ合ってくれ!!くそーーろばまる!ろばまるーー!!!!

 

対立するふたり

 やっぱりタツヤと中丸はこのまま会わないほうがいい、と話す和也に、中丸の思いを考え反駁する淳之介。それに対し和也は、タツヤが海の子としての力を無くしてまで忘れようとしていることに俺たちが口を出す権利はない、と毅然として言い返す。その二人のやり取りを偶然聞いてしまった中丸は、今までタツヤのことを黙っていたことを弁解しようとする二人を止め、「俺、明日にでもここを出るよ」と告げる。タツヤにはもうこの島には来ないから安心してほしいと伝えてくれと苦しげに言い残し部屋を後にする。

 ろばまるのことで喧嘩する友達部最高すぎかよ~~!!という邪な願望が見え隠れしていますね。かめにゃは、たっちゃんが本当は忘れたくないと思っていることは重々承知だしできることなら会わせてやりたいとも思ってはいますが、今のたっちゃんにとっては会わない選択をする方がベストなのではという考えです。自分の経験が投影されている分すごく頑固になると思う。じゅんの氏は忘れて楽になりたい気持ちは分かるけども逃げてばかりじゃ何も解決しない、とまっすぐな気持ちで主張してほしい。アーーー派手に喧嘩してほしい!!!!
 ゆっちは約束を忘れていたこと、その上こうして会いに来ていることもたっちゃんにとって負担になっていることを知って会わないことを選ぶといい。真珠を返したいというのも謝りたいというのも自分の自己満足でしかなくて、自分の行動でたっちゃんをこれ以上傷つけたくないっていう思いで胸が締め付けられるゆっち…悪い方向ばかりに考えるゆっち……そもそもたっちゃんが友達部に対してタツヤって名乗ってる時点で本当はどう思ってるか気付いて!!察して!!……ろばまるこわいよ!!!!少女漫画ジャン!!!!!

 

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 ここまで考えたところで力尽きました。ラストどうしようか迷って結局選べなかった~~メリバとハピエン…決定力不足が課題の葉山ジャパン。何はともあれこんなに長く一つの妄想を書いたの初めてだったので新鮮でした…。頭に取りとめなく浮かんだエピソードをつなげているためお話としての筋はできてませんがそこはしがない妄想ということでお許しください…!!!でも吐き出せてちょっと胸がすっきりしました。こんな中途半端な妄想をここまで読んでくださったお優しい方がいましたらお一人お一人に感謝を伝えたいです…。本当に本当にありがとうございました!