火賀くんは宇宙を照らす一等星だ
こんにちは!平成最後の夏も週5で人権がなかった葉山です!
今回は、連載当時から大好きだった作品『宇宙を駆けるよだか』が8月1日にNetflixで実写化され、またそのメインキャラクターにジャニーズWESTの重岡くんと神山くんがキャスティングされたというWの僥倖に感謝しつつ、遅まきながら全体の感想を残そうかと…思っていたのですが…すいません、一つ聞いてもいいですか?
火賀くんって人生何周目?
火賀くんの愛に心打たれない人類いる?
いやいない!!!!!!
ということで、ここではストーリー考察のスの字もなく、ただひたすらに重岡くん演じる火賀くんの話と、火賀くんを演じる重岡くんの話をまるで飲み屋で話しているようなテンションで綴っていきたいと思います。よろしくお願いします。
◇『告白』にまつわる火賀くんエトセトラ
「なあ、俺と付き合わへんか」と世界中の女子が蒸発するような言葉を言ったら定番の勘違いでかわされ(この時点であゆみちゃんは天然OF THE YEAR受賞)、赤月研究所前で告白しようとしたら門パイセンの渾身の騒音デシベルに遮られ、とどめに「好きなんや!」と思いの丈をぶつけたら突然現れたしろちゃんにあゆみちゃんを連れ去られ…不憫すぎない????(泣)(泣)(泣)
そしてあゆみちゃんが戻ってくるのを待ってたと思ったら「こんな大変なときに俺の気持ちぶつけちゃって」って謝っ…エッ?!告白したことを謝った?!??!どこまで人間できてるの?!?!?どういう育て方したらこんなハイパーとびきり素晴らしボーイができるのか知りたい…親御さんは今すぐ火賀家の子育てメソッドを本にまとめてください!!!!
しかも何がバチクソに尊いって、火賀くんはズルができない。しろちゃんがお化け屋敷でのピンチにいち早く気付いていたことを一度は伏せるも、結局言っちゃう正直さよ。そして最後に火賀くんのことを慮ってしろちゃんへの思いを断ち切ろうとしたあゆみちゃんに対しても、自分に気を遣うことなどせずしろちゃんの元に行くように背中を押すという…。付け込む隙なんていくらでもあるのに、ずっと好きだった相手を自分のものにすることだってできるのに、それなのにあゆみちゃんの幸せを思って身を引くなんて並大抵の「好き」じゃできない。好きな相手の幸せが一番!自分の幸せは二の次!!そんなことできるの花沢類か火賀俊平くらいだよ!!!!!!神様どうか火賀くんを!!!幸せにしてください!!!!!
あと6話でクラスのドアの外で涙するシーン、あれ最高に良かった。火賀俊平の、そして重岡大毅の真髄を見た。告白の返事をするから、ってあゆみちゃんが言ってたシーンで涙がこぼれてるの、火賀くんの感情が痛いくらい溢れてて一番しんどかった…あゆみちゃんの幸せを願う気持ちに嘘偽りはない、けど一度は掴みかけた手を自分で離したことへの後悔、できることなら自分が幸せにしたかったという思いが伝わってきました…。そしてそのあと笑顔を作ってみんなの前に出る姿も相俟ってハイパースペクタルしんどい。もう私しんどいの森に住んで火賀くんを養って生きる(??????)
◇『火賀俊平』を彩る製作陣のこだわり
これ気付いたとき頭の中で号外が出たんですけど、火賀くんの髪ってふわふわじゃないですか。でもしろちゃんと入れ替わったときから火賀くんの髪がセットされていなくて、逆にしろちゃんはふわふわになってるんですよ…(もっと言うなら火賀くんに海根さんが入ってるときもノーセット)。ということは火賀くんのあれはパーマでも癖っ毛でもなくて毎朝自分でスタイリングしてるんか~~そっかそっか~~~~何万回だって火賀くんが好き!!!!!!しかも火賀くんが入った海根さんは髪の毛とぅるんとぅるんにしてあるし、火賀くんの髪へのこだわりが垣間見えてとても可愛くてそういうの非常に大好きです…。可愛い…。
この髪のくだりは原作にはない描写ですが、かといって原作を逸脱しているわけではなく、『火賀くんならやりそう』と視聴者が自然に受け入れられる範囲の色付けなんですよね。火賀俊平という人間を深めるためのディティールにこだわる製作陣の思いが伝わってきて、重岡担としても原作ファンとしても幸せを感じます。
◇ 暗闇に沈む物語を照らす火賀くんという存在
しろちゃんが終盤まで本当のところ何を考えているか見えにくいミステリアスなキャラクターである一方で、火賀くんの場合は1話の時点で「火賀は明るくクラスでも人気者、尚且つ姿形に囚われることのない、あゆみにとって絶対的な味方である」という物語の大前提となる印象を視聴者の心にガッと植え付けてるんですよね…。だから2話以降も火賀くんがあゆみちゃんのそばに居る時には安心して見ていられるし、逆に言えば火賀くんがそばに居ない場面ではあゆみちゃんによくないことが起きるのでは、と不安にさせられる→不安的中の流れ(閉所で電気を消される、しろちゃんが海根さんとキスをする、火賀とお似合いだとしろちゃんに言われる、しろちゃんがいるはずの教室に海根さんがいる、etc.)のパターンがきれいに決まっている。これってすごいこと。だってあゆみちゃんが窮地に陥ったとき、視聴者が心の中で助けを求めるヒーローが火賀くんになるってことだから。火賀くんの一挙一動に心を揺さぶられる素地が、1話の時点でしっかりと固められていたことに気付き、この物語の構成の完璧さに驚かされました。
2話冒頭で「暗闇の底にいる私に光を与えてくれたのは、間違いなく、火賀くんだった」というあゆみちゃんの言葉があるように、仄暗さを抱えた世界観の中、これからどんな展開が待つのかと暗闇の中を恐る恐る進んでいく視聴者を照らす光、それが火賀くんだったのだと思っています。だからこそ私たちは彼から目が離せなかった。たとえ最後まであゆみちゃんの気持ちは変わらないだろうという予測がついていたとしても、彼の恋を応援してしまう。物語の中で火賀くんが果たした役目はとても大きく、また、それをごく自然且つ全力で演じきった重岡くんの演技力の高さを改めて感じます。
さ~~~~~~そしてこの先は、個人的に大好きな場面を羅列していきたいと思います!!!元気よく行きます!!!!レッツゴー!!!!!!
☆火賀岡大毅くんへの愛しさが爆発したシーン抜粋☆
◎1話『自殺』
・鏡合わせのOP見惚れる…ていうか一番最初に出てくるのが火賀くんということろからしても、やっぱりこの物語は火賀くんの存在が主軸にあることを強く感じて好き
・「行け~~!」からの萌え袖おててパチパチ、そして可愛い「行ってらっしゃーい!」はい心の底から養う~~~~
・ボール拭いてる火賀くんが可愛すぎたからフィギュアにして売ってほしい
・館長になるくだり、火賀くんの屈託ない人間性が表されてると感じるとともに爆モテ間違いなしだということを確信した
・「あいつ彼女いるからやめた方がいいと思うで」って、きっとこの言葉を言うときに火賀くんの心がちくりと痛んでるんだろうなと思うとすごくつらい…彼氏がいても好きな気持ちを消せない火賀くんを応援することを誓います
・ペンキが顔にかかって「俺カッパか!ww」って返すシーン、この1シーンで「経験上絶対コイツはいい奴」って視聴者全員が思ったと思う
・メモの字から海根さん=あゆみちゃんに気付く場面、火賀くんの動揺と困惑が臨場感たっぷりに伝わってきてドキドキして目が離せなかった…最初に気付くのが火賀くんっていうところがなんかもう本当に好き…
・「海根さん友達少ないからな」ってなんの嫌味もなく言えるの火賀くんしかいなくない?好きしかない
・囃し立てるクラスメイトを一喝する火賀くんに惚れ惚れしてたら海根さんを強めにぐいって引っ張る姿に速攻惚れ直した
・しっかり謝れよ、からの「ホラ」が治安悪い「ホラ」で最高 ほぼ「オラ」だった、花丸
・「悪かった、すぐ気づかれへんくて」「どんな姿してても分かるよ」って王子様かよ~~~!!!!王子様だよ~~~~!!!!!!!!!!
◎2話『裏切り』
・入れ替わりが分かってすぐにお姉さんにあゆみちゃん用のバレッタ選んでもらう火賀くん愛しさビッグバンじゃん?!なんて言って選んでもらったのかな~~原作だとお姉さん結構アネキ感強いからすごく茶化されてそうで可愛い
・「断然こっちの方が好きやで!」からの「好き」という単語を片思い相手の前で言ってしまったことにあわあわする姿がはちゃめちゃに可愛い ひたすらに可愛い
・「友達ぃ…」(やっぱそうやんな…)って顔で言うの、良質な当て馬くんのポイントを外してこない感じすごく好きです
・笑顔で走る火賀くんがまさに青春の権化!!!!ポカリスエットのCMかなって勘違いしそうになった
・館長特製ファストパス、もしかしてお家で作ってきたのかな…愛しすぎてしんどい…ジャニショで売って……
・「火賀、話がある」と言われたときの表情 果てしなく顔がいい
・あゆみちゃんのために親友に対しても真剣に怒る火賀くん好きすぎる…あと私も火賀くんの顔が好きだから付き合いたい
・困惑しながらも「大丈夫大丈夫、な?」って落ち着かせるように肩を抱く火賀くんがかっこよくて顔が良くてかっこよくて(ループ)
・橋の上での宣言、こんなにも粗削りで、真摯で、命を燃やして輝くプロポーズがこの世界に存在するのかと心が震えました。森羅万象すべての生き物が重岡大毅を好きになった瞬間だ。
◎3話『告白』
・この子やっぱりアホの子だ…と全世界が確信した「雷に当たる」
・自分勝手に気持ちをぶつけてしまったと自分に対して憤る表情に心臓掴まれた…無理…顔がいい……
・そのあと寒空の下であゆみちゃんを待ってる火賀くんが最高に爆モテイケメンでもはや雑誌の表紙だった 100冊買う
・「それ伝えずにさあ、」のあとのお口むぅってするの、天才?天才じゃなかったら何?天使?なんだ天使か~~!!
・両肩に手を置いて「今は自分のことだけ考えろ」って真剣な表情で言うの最高だったしなんなら重岡くんのことしか考えられなくなる一択
・あゆみちゃんへの気持ちがバレバレの火賀くんも好きだしまず「絶対誰にも言うなよ!」の声がデカくて笑った 小声で言いなさい
・好きな子がひどい茶化され方をされたことに怒りを滲ませながらもはっきりとみんなに自分の気持ちを言葉で伝える火賀くんとてもいい…
・「嫌う前にもっと知ってほしいです」のあとに映った火賀くんのおめめパチパチが美しすぎる…この瞬きに永遠を感じる2018グランプリ受賞決定…
・「おう、頑張れよ」…「おう、頑張れよ…」…「おう、頑張れよ…」しんどい……
◎4話『罠』
・「帰ろう!」って手を引っ張って連れて行こうとするの最高に彼氏じゃん~~~何回でも帰るわ~~~~~
・しろちゃんの計画についての話を突っぱねる火賀くんを見て、しろちゃんは火賀くんの恋敵である前に大切な親友なんだなってことがすごく伝わってきて好きが増した
・「また明日な」って重岡大毅に言われたい言葉TOP10に入ってるやつじゃん…惜しげもなく披露してくれてありがとう…
・は~~!??!「俺も行ったるわ」ってゴミ袋持って行ってくれるの彼氏すぎて好きだし何よりブレザーがひらりと風になびいてる様も好きだわ そもそも火賀くんが好きだわいやそれは知ってた
・「強制参加」最高かようえ~~~ん参加費として5億円プレゼントしたい~~~
・手をつなぐのではなく手首をつかんでいるところ それなのに「どさくさに紛れて手つないじゃってるしな!」って言うところが最高~~~~に感謝感激愛しさゲリラ豪雨でした
・「やっと笑ったな」 シンプルに墓
・振り向きざまの笑顔、過去最高の重岡大毅力が発揮されてて心の観衆がどよめいた。ここのシーンはもう液晶に焼き付いてもおかしくないくらい何度もリピートしました。
・机をなぎ倒してしろちゃんに迫る火賀くんの瞳に怒りの炎が揺らめいているのを私は確かに見た。
・しろちゃんと揉めるシーンすごく好きです…苦しげな表情の撮れ高半端ない…
・倒れてる火賀くんのおててがぎゅってなってるの可愛い シリアス展開に舞い降りたハンバーグか?
◎5話『嘘』
・病 院 服 の 自 担~~~~~~~~~~~~~~!!!!
・「好きでいてくれるよね?」と静かに問うお顔…十数秒しかないシーンなのに火賀くんの中にしろちゃんがいることを感じさせるのすごい 顔がいい
・両ポケットに手を突っ込む立ち姿が理想の彼氏すぎるのでグリフィンドールに30000点
・穏やかな笑みを湛えて立ってる重岡くん、儚さを纏ってて本当に好き
・家に帰っていくあゆみちゃんの背中を至極愛しそうに見つめるの、反則じゃん…一発レッドカードでユートピア行きです…
・これまで必死に打ち消してきた苦しさごと飲み込むように閉じた目蓋が美しすぎて、本気で絵画かと思った
・泣きじゃくる海根さんに動揺を隠せない火賀くん…動揺してる間も顔が整いすぎて訳が分からないです…
・LINEのアイコン~~!!!火賀くん顔アイコンにしてそう分かる~~~!!!公式と解釈の一致!!最高!!!!
◎6話『決断』
・「俺が君に恋愛感情を持つことはない、絶対に」「俺は君を心底軽蔑する」などの冷静に諭す声を目覚ましに設定したい
・海根さんが入ってる火賀くんの声かよわくて可愛くて胸が締め付けられる
・緊張気味かつ伏し目がちな重岡くんいいな~~~So, you don't have to worry, worry,守ってあげたい(突然のユーミン)
・しろちゃんがチェック柄、火賀くんがビニール傘なのも公式と解釈一致しました
・「お前は、俺のこと好きや」にはちゃめちゃにときめいてしまったので俺様な役を演じる重岡くんも見たい!!!学校では優等生で猫被ってるけど本当は性格が超絶俺様な極道の一人息子とか!!!どう?!!??!
・「奪えるもんなら奪いたかったよ」、ここのシーンで重岡くんが語る台詞の一つ一つが胸を強く穿つ。火賀くんの言葉のすべてはあゆみちゃんへの「好き」の気持ちから生まれてるからこそ切ない。いやもう愛だよ。あゆみちゃんへの火賀くんのこの気持ちは紛れもない愛だ。
・あゆみちゃんの前では気丈に振る舞えど、自分の恋が終わりを告げたことを実感して泣…泣くな~~~!!!!こんなにも容易に視聴者の涙を誘うパーフェクトな泣き顔見たことねえ~~!!!!!
・教室入る前に泣きながら辛そうに笑みをこぼして、それでもぐっと涙を拭いてから笑顔で教室に入る姿に惚れない人がいたら学会で発表させてほしい
今回、火賀くんに重岡くんがキャスティングされ、そして重岡くんが全身全霊で火賀くんの人生を生きてくれて、本当に嬉しかったです。ジャニオタにかかわらず、様々な方がSNSで言及されているのを多く目にしましたが、それだけ多くの人の心に届く素晴らしい作品だったのだなあと納得しながら幸せを噛みしめています。この先重岡くんに演技のお仕事がたくさんきますように!心からそう願ってやみません。
そして取り留めなく綴った文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました!またどこかでーー!!